2005/12/22

パチンコとオムレツは似ている

2005年12月21日 水曜日 
広島M店 換金43個 全台無制限 1箱のみ持ち玉移動可


誰かが言ったらしい。
「人生で大事なことは何を食べるかではなく、どこで食べるかである」
と。
(『王様のレストラン・第三話』)

この言葉はもちろんそのままパチンコにもあてはまる。
「パチンコで大事なことは何を打つかではなく、どこで打つかである」
ではあるが、わたしのように一つの店にしか出かけないものにとってこの言葉は意味がない。

しかし次のような言葉もある。

「人生とオムレツは似ている。と、誰かが言った。どちらもタイミングが大事」
(『王様のレストラン・第四話』)

うん。いいね。これをパチンコに言い換えてみる。
「パチンコとオムレツは似ている。どちらもタイミングが大事」

ということで、今日のテーマは「タイミング」。

入店したのは10時33分。
念のために言っておくと、このお店の開店時間は午前9時。
つまり素晴らしく寝坊してしまったということ。
この時点で勝つ可能性のほぼ30%を失くしてしまっているだろう。
その内訳は、
1 いい台を選べない
2 持ち玉で打てる時間が少ない
3 やる気がなくなってる
となるが、勝てる可能性の消失分のほとんどは上記3にある。

これを今日のテーマに添ってまとめると、
「来店のタイミングが遅すぎた」
のだ。

それでもそれからふらふらとお店を徘徊して選んだ機種が

CRF暴走王小川直也SF-T(1/397.2,確変率=0.65(突確含む),9c/15R/15個)

なのだけど、突確台は突確を除く本当の確変率がとかくわからないのがいただけない。
というか、本当の確変率が分かっている突確台って、
CR未来少年コナンME60(確変率=0.44,突確率=0.16)(ニューギン)
しか知らないけど、わたしが無知なだけかな。
もっとも最近では、
CRF陰陽師SF-T(確変率=0.64,突確率=0.064)(SANKYO)
なんていう情報もあるけど
どうなんだろう。

この小川直也は確変率55%の仮定で計算すると30(回転/千円)が打てるボーダー。
で、この日打った台は31ぐらいの回りがあった。
しかしなかなか出ない。

昼飯を済ませて500ぐらいハマッた時に短パンのそばに行って出ないよと愚痴ってみると、
「今日は夜、雪が降るんだろ。それでただでさえ少ない客がさらに少ない。その少ない客から搾らなきゃいけないから釘も開けないよ。オレもこの玉ドボンしたら帰るよ」
と言う。
そうだったのだ。今朝のTVの天気予報で言ってたのを思いだした。今日は遅くなって雪が降る。
わたしの車のタイヤはノーマルだから雪道を走るのだけは避けたい。

そう思った時点で勝てる可能性がさらに30%消え去った。
これを今日のテーマに添ってまとめると、
「今日の天候のタイミングが雪だった」

さらに短パンは言った。
「小川直也、出玉が悪いよ」
それを聞いて台に戻って9×5回分の玉がアタッカーを通る時間を計ってみると、1分40秒ぐらい。
ちゅうと1回分15Rでは掛ける3で推定5分の時間がかかる!
大海で1回分およそ4分20秒ぐらいだから5分じゃほとんど打てる寄りじゃあない。

あ〜あ。そこまで気にして台選びしてないよ。
この時点で、勝てる可能性がさらにさらに30%消え去った。
これを今日のテーマに添ってまとめると、
「台の欠点を知るタイミングが遅すぎた」

それでもうほとんど諦めながら打っていると当たりそうもないリーチでポンと当たった。
時は869回転目、29千円目のできごと。
回りも30ぎりぎりに落ちている。
あたりまえのようにそれが単発で終わり、その間のアタッカー開放時間が推定通りの5分5秒。
その出玉がソプラノ歌手が歌うアリアのように何の抵抗もなく気持ちよく飲まれてしまい、そのときの回転数が291。
出玉数は推定1670ほど。ということは出玉での回りは約29。

3時をまわっているし、帰ることを決意。
というよりこんなに早く帰れることを喜びながら退店。

もう少し時間が早ければもっと粘っていたはず。
雪が降る予報がなければもう少しは粘っていたはず。
出玉がもう少しあればあとちょっとは粘っていたはず。

あれやこれやが重なって負けもやむなし、
ということで納得するとするか・・・。

帰り際にのぞいてみると、短パンは足下に5箱積んでいた。
帰宅して一眠りしたあと外を見ていると、日付が変わる2時間ほど前から雪が降り始めた。
今ではけっこう積もっている。
予報通りならおそらく明日は(もう今日か)出かけることができないだろう。


【昨日の結果】
CRF暴走王小川直也SF-T
1/1/1185(300)
出玉=0
収支=-30000